家の中で一番熱が逃げる箇所は窓などの開口部です。この窓から逃げていく熱流失の割合は家全体の48％。熱が逃げると同時に窓ガラスも冷やされ、冷気流となって降下するコールドドラフト現象が起こります。家の中の温熱環境を整える上で、窓は重要なポイントとなります。

断熱性の高いサッシとは？
一般のアルミガラスに比べ、樹脂サッシは約1000分の1、木製サッシは1,800分の1の熱伝導率。アルミサッシとでは断熱性が大きく違います。私たちは、サッシ枠には樹脂又は木製を、ガラスはLOW－Eペアかトリプル（3層）ガラスを採用します。

床下暖房は、住宅の最下部である床下空間を暖めることで、暖気が床ガラリを通って徐々に全館に行き渡り、家中温度ムラがなく暖めることができます。基礎コンクリートに蓄熱させるため、いったん暖まると冷めにくいという蓄熱効果も得られます。

床暖房と違って、エリアを固定することなく家全体がほんのりと暖かくなるので、冬場の洗面脱衣室や浴室、トイレ等での急激な温度変化によって起こるヒートショック（血管の急激な収縮）を未然に防ぐことができます。

ハニカムブラインドは、ハチの巣（＝ハニカム）のような構造をしたブラインドで、このハニカム状の構造が「空気」を閉じ込めることによって、ブラインドとしての本来の機能を果たしながらも、窓からの室内の暖気や冷気の流出を抑える断熱材のような役目をしてくれます。また、空気層が二重になっているダブルハニカムブラインドは、更に高い断熱効果を発揮します。

勾配天井は、本来天井となる箇所を取り払い、屋根をそのまま天井として利用するので、空間が広がり解放感が得られます。天井が高いとトップライト（天窓）やハイサイドライト（高窓）が設置できるので、光がたっぷり入り、明るいリビングになります。また、この窓を開閉できるようにしておけば風が通り抜け家全体の通気も良くなります。
コンパクトなお家でも勾配天井によって視線が上がるので、大きめのペンダントライトやシーリングファンなどを下げても圧迫感がありません。

梁はあらわしにして好みの色に塗ったり、塗装せず無垢材のままであれば、床と同じように時間が経つにつれ色が変わり経年変化を愉しむことができます。

天然成分100％の珪藻土や漆喰。湿気が多く暑い夏は湿気を吸収し、反対に湿気が少ない乾燥している冬は湿気を放出して調湿する働きがあります。また、カビやダニの発生を抑え結露も防いでくれます。

熟練の左官職人が仕上げますが、もちろん自分で塗り壁作業をすることも可能です。

Do　It　yourselfの略語で「自分の手でお気に入りをつくろう！」という意味です。
記念にお子様の手形を残したり、きれいな石を埋め込んだりと、ご家族のみんなで作業すれば、きっと良い思い出になるはずです。

家族みんなが毎日使う化粧台。木製天板に陶器の丸型洗面ボウル、真っ白なモザイクタイルにスクエア型洗面器など、お気に入りのボウルを使ってオリジナル洗面台をつくりませんか。素材、高さ、奥行きなどお好みで自由に設計することができます。

それぞれのお家に合った丁度いい家具をつくります。
ぴったりサイズにつくる収納は、家の雰囲気に合わせて、一つひとつ設計から全てオーダーメイド。塗装も木目の美しさや風合いがそのまま残る自然塗料で仕上げ、ナチュラルやアンティーク風などお好みの雰囲気に仕上げることができます。お気軽にご相談下さい。

素足が気持ちいい無垢の床。やわらかく温かみのある杉やパイン（マツ）、程よく硬くきめ細かいメープル（カエデ）、木目のバラツキやゆがみが少ないバーチ（カバ）。重厚感があり傷がつきにくいオーク（ナラ）など、天然木ならではの味わいや色、風合い、木目などそれぞれの木で特徴があるので、ぜひ好みに合わせて選んで下さい。また、年月を重ねるごとにアンティークの風合いを楽しむことができます。