1階:杉板(天然素材100%の木材防護材塗装「ウッドロングエコ」塗布)
2階:そとん壁(シラス左官壁)
トリプル樹脂サッシ・青森ヒバ木製高断熱サッシ(アルゴンガス・LOW-Eサッシ)・内壁漆喰左官仕上げ・ヒノキハーフユニットバス・杉床・造作家具
窯業系サイディングやガルバリウム鋼板といった工業製品の外壁材が主流となっている中、O邸は1階杉板張り2階は九州の火山灰(シラス)を使用した外壁材「白洲そとん壁」と100%自然素材の外壁です。
火山灰シラスは無機質のセラミック素材。紫外線や風雨による劣化退色がないうえ完全防水です。
防水性も劣化しないため、再塗装や張替えといったメンテナンスが不要で、維持管理の費用と手間を軽減するという大きなメリットがあります。
また多孔質のシラス粒子内部に空気を取り込み断熱層を形成するため、外気の温度を建物内部に伝えにくく、冷暖房の効率を大幅にアップ。さらに遮音性にも優れているなど、たくさんのメリットがあります。
そして何よりこの材料を施工するのは人の手…。人工物には決して表現できない塗り壁の表情や、本物の質感が際立っています。